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初日は移動日。
資材工具の他に米・ミソ・醤油・野菜などの食材と着替えもそろえ、いざ出発。 途中、足らない買い物を済ませ山荘到着。 明日からの準備とモードチェンジ(頭の切り替え←これが一番大事)が今日のお仕事。 夜は薪ストーブの前でゴロゴロと過ごし、この場の空気に身体を慣らす。 翌朝は快晴。 湖越しの山もきれいに見えました。 朝食の後、さっそく作業開始。 まずは必要部材の切断加工。 基本的には四角い板を木ネジで止めてゆくだけの本棚。 ホゾもホゾ穴もアリの加工も不必要。 もちろん、いわゆる職人技とも無縁。 ”腕”は日曜大工の程度でOKです(←僕にぴったり??)。 延々と板を切って切って切りまくり、お昼過ぎにひとまずの部材加工終了。 その頃から空は曇り始め、雨も降り出してきました。 午後からは、棚板に仕切りの板を木ネジ(長さ30ミリ)で止めてゆきました。 手前が基本パーツ。 うしろはそれを積み重ねたもの。 どんどん積み上げるとこれだけでも棚に見えます。 高さ3メートル以上に積んでみました。 積み上げただけなので非常に倒れやすく、さすがに最上段を乗せる時はドキドキでした。 地震どころか、ちょっと触っただけでも倒れてきそう。 この下で寝たくはありません(当たり前か)。 あくまでも”大人の積み木遊び”なので、よい子は真似しないでね。 二日目朝、昨日とはうってかわり外は雪景色。 外は−3度、家の室温0度。 薪ストーブのある部屋以外は冬。 棚板の基本パーツをひとしきり作り終えたあと、階段部分の棚を作る。 階段の踏み板との収まり具合を考えながら(←これが一番メンドーでした)、必要部材を切りながら下から順に組み立て。 その上に別の基本ユニットを乗せます。 上の画像左端には、上に乗せるユニットの側板がくるようにし、上下のユニットが互い違いに重なるよう考えながら組みます。 今日は、右端の部分の一番高い所(約5.3メートル)まで乗せて作業終了。 三日目朝、雪はますます積もり、外気温も−7度。 たしか東京では桜が満開とか言っていたのに、こちらは真冬。 薪ストーブの部屋からは一歩も出たくない気分。 この日の午後、呼びかけに応じてイトウ氏が助っ人がきてくれ、2階踊り場に置く棚の組み立てをお任せ。 こちらは、昨日の続きで階段部分の棚の収まりと組み立てに専念。 画像は、組み立ててこれから階段に設置しようかという所。 階段ダンスならぬ階段棚? 設置するとこうなります。 四日目、さすがに疲れてきて、外の風景を記録するゆとりなし。 棚をひたすら積み上げ、ようやく階段部分も後わずか。 ついに完成(画像は、帰る直前に撮影)。 2F踊り場から階段方向の眺め。 その反対側の棚。 大小4つの本棚を積み上げましたが、これは助っ人イトウ氏の努力の賜物。 全体像を見ることなく帰られたので、「こんな感じになりましたと」この場でご報告。 階段下、喫茶&読書コーナーのテーブル。 テーブルは6年ほど前に製作したものです。 ここの山荘の主には、薪ストーブの部屋の改装工事を注文してもらったり、ロッキングチェアを注文してくれたりと、僕の超特大のお得意さまです(どちらも、山荘の主を差し置いて自分で使っていたりしますが、、、)。 最後に記念撮影。 僕と入れ違いで山荘に泊まりにきた方から(会うのは一年前ぶり)、「ちょっと、”ふくよか”になりませんか?」と言われる。 昨年秋、ワンコが亡くなってから散歩は”三歩”だけとなり運動不足は自覚するところ。 おまけに、食事だけはついつい4人分作ってしまい(今は3人家族)過食気味。 まあ、その結果ですかね(”フトコロ”だけはそうなりたいのですが)。 当初、三日間で完成するはずでした。 助っ人イトウ氏のアシストもあったにもかかわらず、その倍かかり(まだ階段下のところの棚が残っている)、いつもの”読みの甘さ”が出てしまいました。 ともあれ、できた本棚、ちょっとインスタレーション風。 棚というよりも壁面に取り付けた格子(グリッド)にも見え、吹き抜け部分の高さも、棚があることで前よりもリアルに感じられます。 山荘主、学生時代の先輩、渓流釣りに来た人、生物調査の人、さらには棚の助っ人イトウ氏、入れ替わり立ち替わりで泊まり、夜は宴会というまずは楽しい六日間でした。 猫の具合が悪いというので、最終日の午後はすっとんで帰り、彼を連れ動物病院へ。 検査の後、点滴を打ってもらい、久しぶりの家で一段落したのは夜の8時過ぎでした。 後は、家に預かっている本(3000冊?)を運び込み(1/3は運び込み済み)、これに本を入れるだけです。 一日あれば、、、と思っていますが、、、たぶん倍かかり二日間の作業かな(いや、そう思っているということは四日間かも?)
by kigikobo
| 2006-04-03 07:49
| 本棚プロジェクト
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